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昔から女性の気持ちをやわらげたり、あるいは一気に親近感を高める方法として、自分の失敗談を話すのが良いといわれていますが、これはお互いに失敗はあるものだし、自分が失敗しても笑って許してくれそうという安心感が持てるからなのです。
特にお笑い芸人などは、失敗談で笑いを取っているし、聞いているほうも親近感が持てて好感度もアップするのです。
男というのは、女性の前で話をすると、ついつい自慢話をしたくなるものです。 初めて二人でデートしたとき、彼女が「どんな仕事をしているのですか?」などと聞かれますと、仕事の話ではなく、「オレは、△△という大手の企業に勤めており、年収は1千万円超えているよ」などと、聞かれてもないことを自慢げに話す人がいます。 あるいは話題がクルマの話になったときには、「以前はベンツに乗っていたけど、今はBМWのオープンカーに乗っているから、今度、ドライブしようか」などとクルマの自慢話をする人がいますが、女性にとっては自分に興味のない話はつまらないし、退屈して面白くないだけです。
ですが、失敗談は相手が女性の場合に通用するだけでなく、初対面での会話などでも使えて、お互いの心的距離が近づいて、難しい商談でもまとまることがありますよ。 たとえば、初めてデートするような場合、「夜中じゅう、君のことを考えていたら、眠るのが遅くなって、朝寝坊して会社に遅れてしまってね。 これで上司には怒られたけど、上司の言い訳には、今日の仕事の段取りを考えていて寝すぎましたと報告したよ」などと明るく言えば、その場の笑いのネタにもなりますし、彼女も悪い気はせず、面白い人だなあと一気に親近感が高まるものです。 さらに「今日のデートをこんなに楽しみにしていてくれたんだ」と嬉しい気持ちで一杯になります。 ただ、注意しなければならないのは、失敗談にしても、笑えないような失敗談はダメですよ。 「今日の仕事の合間に競馬の馬券を買いに出たら、そこでばったり課長と会ってしまったよ。課長は休暇を取っていたけど。」などというのは、あまり笑えない冗談ですよ。 |
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