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女性の占い好きはよく聞く話ですが、その理由としては、女性は過去よりも将来の夢でトキメクというのが本音のようです。
この占いというのは、過去を言い当ててもらうためではなく、当然、将来の自分の姿とか、あるいは自分の伴侶はどんな人だろうかと気になって、占いに関心が相当強いです。 占いが端的に示すように、女性は過去のことより、未来のほうに興味がいくのです。 たとえば、NHKの大河ドラマなどをみていても、男は、歴史的背景とか歴史上の登場人物に興味を持って、「どちらの武将が好きかどうか」などと、議論に熱を入れますが、一方、女性はどうかというと、歴史に関する話をもちかけても、あまり興味を示さず、「へえー」とか「そうなんだ」と言うだけで、過去のことはどうでもいいと思っているようです。 ですから、女性というのは、結婚する相手に何回離婚暦があっても、そんなことは彼の過去のことだからといって、気にしない人がいますが、これなども、過去よりも未来のばら色の人生を夢見ているからです。
モテる男は、彼女の過去を聞くよりも、将来の夢を語るものです。 米国の女流作家コレット・ダウリング(Colette Dowling)が1981年に提唱した概念に「シンデレラ・コンプレックス」という表現があり、ダウリングは著書のなかで、「他人に面倒を見てもらいたい」という潜在的願望によって、女性が「精神と創造性」とを十分に発揮できずにいる状態を言っています。 幼い頃から女性の幸せは男性によって決まると考え、シンデレラのように理想を追い求めるというものであり、やはりこれも過去から脱却して将来は幸せになりたいという願望があり、「白馬を駆る素敵な王子様がどこからか現れて、迷える女の子である自分を救ってくれる」という幻想に取り付かれているのです。 その夢をくすぐることを忘れてはいけません。 |
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