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立ったまま女性にキスをし続けますと、例外なく崩れ折れるように座ってしまいます。 興奮すると下半身に重みがかかってしまい、座らざるを得なくなるからです。それだけ重心が腰にかかっているということで、男と決定的な差になる動作と言えるでしょう。
男は腰高のため、座るより寝たがります。 女性の目からすると、男というのはどこでも横になりたがるように見えるかもしれません。くたびれたといってはゴロ寝したり、いい気持ちで酔ったといえば大の字に寝てしまいます。 あるいは、いい天気には河原で寝ころんだり、星空を眺めたいと草原でゴロリと横になる男もいます。
この癖を知っていれば、女性は膝枕というテクニックを使えば、簡単に男を自分のモノにすることができるでしょう。 「酔ったの? だったら少し横になるといいわ。私の膝を貸してあげる」 たったこれだけで二人の心と体は急接近するでしょう。 海岸や湖畔に遊ぶときでも男を横にさせてやるのです。そうすることで男は素っ裸になったように錯覚するのです。
昔から男は、本当に心を許した女性にしか寝姿は見せません。もし殺意があれば簡単に寝首をかかれるので、どんな浮気な男でも、知り合って間もない女性の前ではグッスリ寝入ることはありません。 そこで女性の前で安心して眠るような男なら、愛されていると自信をもっていいでしょう。
ところが、女性は男の前で寝ることはまずありません。せいぜいプールの脇で日光浴ぐらいのものでしょう。同じ部屋で寝るのは夫婦となってからで、恋人同士で男が起きていて、女性がグーグー寝入ることはまずないのです。
そこで病気になったとき、見舞いにきてくれる男には心を許してしまうのです。 「ごめんなさい。少しよくなったから起きます」 「いいよ、いいよ。俺が何か作ってやるから」 この会話でわかるとおり、男が職場の同僚だとしても夫婦のような感じがにじみ出てしまい、その日から恋人同士になってしまうのです。
このように「座る、寝る」という感覚は微妙に男女の仲を刺激します。 椅子ではなく、二人で畳みの上に座ったらもう恋人だ、といわれるのも、女性は畳や草原に座る安心感があり、男には横にゴロリとなれる自由さがあるからです。 恋愛関係がもう一歩進まないというのでイラだっている女性なら、デート場所を変えてみることです。 いつもいつも椅子にテーブルという不自由な環境ではなく、畳、草原、河原、車というように、いつでも座っている姿勢から横に寝られる場所を用いるとよいでしょう。 その日のうちに一歩も二歩も進むことは間違いないでしょう。
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