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誰でも、女性の前ではいいところを見せたいものです。 しかし、彼女たちはそういう男ばかり見ているせいか、互いに目配せして笑いをかみ殺しています。 「社長を説得してようやくわかってもらった」とか「オレの積極的な姿勢が役員会を動かした」など、自分を高く評価するようなことをいう男にかぎって、女性には信頼されません。
彼女たちはむしろ、自分の欠点をさらけ出す男に共感を抱くのです。 「どうも口下手なもので、社長にわかってもらうまで冷や汗のかき通しだったよ」 「やっぱり役員会を動かすのは、積極性だけではダメだ。勉強不足だったのにラッキーだったよ」 などと率直に欠点を言えるような男にこそ、人間的な親しみを感じるのです。
ところが大方の男は、自分を一段高い位置に置こうとするため、女性を味方にできません。 女性たちはつねに嗅覚を働かせて、敵か味方かを判断します。嫌っている人に取り入ったりしている男は、「敵の味方は敵」と、すぐに敵視されてしまいます。 逆に、 「オレもあいつが嫌いなんだ」 と共感してくれるような男性は、味方と判定されて、彼女たちの仲間に入れてもらえるのです。 女性たちは強いだけの男を評価しません。権力志向が強くて出世欲も強い男は、結局、自分たちを踏み台にする、という反発心を持っているのです。
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