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女性はなぜ突然、機嫌がよくなったり悪くなったりするのか、男にとって不可思議きわまりない動物です。 しかし、女性とつき合うには、この「秋の空」的な女心を知っていなければなりません。 食事を楽しく終えて外に出たら、突然、無口になってしまった。こういう彼女もいます。映画を見終わったとたん、急に不機嫌になる女性もいます。 男には何がなんだかよくわからない心境の変化なので、口ゲンカになって別れてしまう、そんなもったいないカップルもいるのです。
では、なぜそうなるのか? ヒロイン願望が十分満たされないからなのです。 フレンチをあなたと一緒に食べる、それはヒロインへの第一歩です。 そのとき、あなたはヒロインに対して、それにふさわしい態度をとりましたか? その場に適した話ができなかったり、声高に笑ったり、あげくの果てに、満員電車でひとりで帰らせたり、これでは彼女が幻滅するのもムリではありません。 映画でも、劇中のヒロインになり切っている彼女の隣で、いびきをかいて寝ていれば、どうなるかはおわかりでしょう。
逆にいえば、彼女をヒロインにする行動を起こせば、女心は、急速にあなたに傾くのです。 食事の帰りに花を買う、アクセサリーをプレゼントする。 あるいは、「騎士」として彼女をしっかり送り届ける。 こういう夢を、次から次へと与えつづけていくことで、「ヒロイン願望」を満たしてやるのです。
ある雑誌で「男は何にも、女の気持ちがわかっていない」という特集をしたそうですが、結論からいうと、「わかっていても口に出さない男」が女性にとって最高のようです。 生理中の女性にわざわざ、 「今日は具合悪そううだからデートやめようか」 などと口にするのは言語道断です。 たしかに近ごろの男たちは優しくなり、自称女性評論家が増えたせいか、いかにも「きみを理解している」ふうに見せたがります。 しかし、女の達人になるなら、わかっていても、わからないフリをしてやることが大事なのです。ストッキングが破れているのに気がついても、知らんふりしてやるほうがいい場合があるのです。
たとえば、ムリにキスしてしまった。怒った顔をしている彼女に「ごめんね」と謝るのは間違いです。 怒っていることに気づいても、そこでわびては、彼女はあなたを許せなくなってしまうかもしれません。 それより、家に帰る途中に、メールで「ごめん。愛している」と送れば、逆に最高の迫り方になるでしょう。 デートではその日のうちに、全部を仕上げようと焦ってはいけません。わかっていても、後で考える問題をひとつだけ女性に残すのです。 女性はそれを一生懸命考え、次のデートでは体を任せるかもしれないのです。
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