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人間は誰でも味方がほしいもので、ほんの少しでも趣味が合ったり考え方が一致したりすると、たちまち意気投合することがあります。
これは類似性の法則といって、男女の間でも、好意を抱く大きなきっかけになるものです。 同じミュージシャンのCDを集めていれば、間違いなく好意をもちますし、同じ映画を偶然、同じ日に見たいというだけで、恋人同士にもなってしまうのです。 そこでお昼にラーメン屋に入ったとき、「きみは何にする?」と聞いて、みそラーメンといえば「じゃオレも」と同じ品を注文するのです。これで、まず、ちょっぴり彼女の胸に、あなたとの一体感が芽生えます。 そして、次に好きなものを聞いていくのです。読んでいる本を聞いてもいいでしょうし、テレビ番組でもかまいまぜん。 もちろん、それらを読んだり見たりしていれば、「あら、似ているのね」と、彼女は親しみを表わすでしょうが、もし、まだでも、落胆することはありません。 数日たってから、「あの本読んだよ。おもしろかった」といえば、彼女は一気に好意を深めてくれます。
あの何とも言えない気持ちが、理性にその女性を手に入れたいと頼み込む。 つまり、 @ 趣味が合う A 育ち方が似ている B 同じ人のファン C 敵と思う人が同じ D 考え方が似ている とわかったとき、あっという間に心理的距離が縮まるのです。 親元を離れて上京、同じミュージシャンのファン、社内で嫌いな人が一致・・・など、どれもこれもぴったりだったら、彼女から飛び込んでくるでしょう。 女性とうまくやっていくには、これらの共通点を、一つでも二つでも見つけていくこと。どうしてもなければ、あなたが共通点を作り出すのです。 それだけで、口説ける確率は一気に広がります。
誰でも同郷とか、同じ学校を卒業したとなれば、グッと親近感を増すものです。 ことに男女の仲は不思議なもので、ひとつ共通点があるだけで、会って一時間もたたないうちに、恋人のような気持ちになることさえあります。 下手な男は、女性に住んでいる場所を聞いてみてから、「あっ、ぼくもそっちだから送っていこう」などと、みえみえの下心を見せるので、一発で断られてしまうのです。
女の達人になるには、まず会話のなかから情報を選別し、それを頭にインプットしておかなければなりません。 たとえば、彼女がどんな生活をしているのかなど、なにも面と向かって聞かなくていいのです。 カマをかける手もあります。 「今日は早く帰れよ、お父さんが心配するぞ」 といってみるのです。 彼女の答えは、@この時期だったら父は帰っていない、Aひとり暮らしだ、B叱られてしまう、というように分かれるでしょう。 これで家庭環境が見抜けると同時に、共通点がわかります。そこで彼女は、急速に親しみを感じてくれるでしょう。これが達人のテクニックです。
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